太平洋諸島住民、オーストラリアで米海兵隊や同盟国と訓練へ
フィジー陸軍上等兵テビタ・ヴァカタウア氏(左)が米陸軍特殊部隊と談笑する。 2019年7月31日、フィジーのランバサで訓練中のジャスティン・フルーツ(ホイットニー・ヒューストン/米陸軍)
フィジー、トンガ、フランスの部隊は今月と来月、オーストラリアのクイーンズランド州で訓練する米海兵隊と日本軍とオーストラリア軍の兵士に加わる。
海兵隊ローテーション軍の広報担当者マシュー・ウルフ少佐は水曜、海兵隊ローテーション軍の広報担当者マシュー・ウルフ少佐が電子メールで、ダーウィン海兵隊ローテーション軍と日本軍、オーストラリア軍との間の年次演習であるサザン・ジャッカルーは、オーストラリア北東部のタウンズビル野戦訓練場で6月15日から7月15日まで実施されると明らかにした。 。
オーストラリア軍報道官のロジャー・ブレナン少佐は、ウルフ氏のメッセージで転送されたコメントの中で、今年の演習には「トンガ、フランス、フィジーの軍隊が参加しており、災害救援だけでなく、我々のパートナーへの貢献を示している」と述べた。セキュリティ対応計画。」
フィジーとトンガはポリネシア諸国で唯一軍事力を持っている。 ニュージーランドを拠点とする米国の安全保障専門家ポール・ブキャナン氏によると、フランスはフランス領ポリネシアのパペーテに本拠を置く太平洋艦隊と、ニューカレドニアのヌメアに本拠を置く太平洋陸軍を擁している。
同氏は水曜日の電子メールで、太平洋諸島住民の関与は「日本を含む西側主導の同盟への明らかな傾斜」を示唆していると述べた。
2022年3月、ソロモン諸島が中国との安全保障協定を発表したことを受け、オーストラリアとニュージーランドの指導者らは、多くの人が南太平洋における中国軍事駐留の前兆の可能性があるとみなして警戒感を示した。
この協定の下で中国とソロモン諸島の関係は強化され、その中には島嶼警察の中国での訓練や緊急時に中国警察がソロモン諸島に派遣する協定も含まれていたとオーストラリア紙が11月11日に報じた。
ランド研究所が12月に発表した報告書では、オーストラリアのすぐ北にある東ティモールが中国の基地として非常に望ましい場所であると評価されている。 報告書によると、同じくオーストラリアに近いフィジーとパプアニューギニアは中程度に望ましいと評価されているが、3か国とも実現可能性の評価は低いという。
ブレナン氏によると、サザン・ジャッカルーは基礎的な戦闘と、小隊から中隊レベルまでの空砲および実弾射撃コンポーネントによる複合武器訓練に重点を置く予定であると述べた。
ウルフ氏は、ローテーション部隊の地上戦闘部隊のメンバーを含む海兵隊員400人が訓練に参加すると述べたが、他国からの参加者数については情報を提供しなかった。
同氏によると、海兵隊はMV-22オスプレイやローテーション部隊の戦闘兵站部隊からの支援要員も派遣しているという。
ブレナン氏によると、演習に参加するオーストラリア人員は主にオーストラリア第7旅団の工兵、兵站、砲兵、第2旅団の医療分遣隊からなるという。
ブレナン氏は、南部ジャッカルーは軍隊が協力し、地域での出来事への対応を訓練することで、オーストラリアと米国および日本との関係を深めていると付け加えた。
同氏は、「この演習は、地域の同盟国やパートナーとの関与がますます強化され、洗練されていることを示している」と述べた。