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クウェートが野党を選出

Jun 27, 2023Jun 27, 2023

水曜日に発表された結果によると、湾岸州のここ10年あまりで7回目となるクウェート総選挙で野党議員が議会の過半数を獲得し、当選した女性はわずか1人だった。

火曜日の投票は、クウェートの憲法裁判所が3月に野党が大幅な勝利を収めた昨年の選挙結果を無効にし、2020年に選出された前回の議会を復活させたことを受けて行われた。

クウェート国営通信社が発表した結果によると、野党議員は議会の50議席中29議席を獲得した。 女性はただ一人、野党候補のジャナン・ブシェリ氏だけが選出された。

新しい議会の構成は、昨年選出され後に無効となった議会と非常に似ており、議員50人のうち12人を除く全員が議席を維持している。

長年議長を務めたマルズーク・アル・ガニム氏と、昨年後任となったアハメド・アル・サドゥン氏はともに議会に復帰する。 サードン氏は再び議長に立候補するとみられている。

野党議員のアデル・アルダムキ氏は結果発表後、記者団に対し「われわれは今日、改革主義的アプローチ(の勝利)を祝っている」と語った。

「選挙結果はクウェート国民の意識を示している。」

NGOのクウェート透明性協会によると、投票率は投票終了1時間前に50%に達した。 昨年の選挙の投票率は63パーセントだった。

クウェートは1962年に議院内閣制を導入して以来、約12回議会が解散されてきた。

議員は選挙で選出されるが、クウェートの閣僚は政界に強い支配力を維持する与党アル・サバーハ家によって任命される。

政府部門間の継続的な対立により、議員らによる経済改革の可決が妨げられている一方、度重なる財政赤字と海外投資の低さにより、さらに暗い雰囲気が漂っている。

新議会唯一の女性議員であるブシェリ氏は火曜日、AFPの取材に応じ、議会が「安定を追求し、政治的であれ経済的であれ未解決の問題を前進させる」ことを期待していると述べた。